今日も一人でお昼ごはん

コミュ障・人見知りで友達のいないぼっちおばさん専業主婦のひとりごとです。

「学歴フィルター」と「エントリーシート」

こんにちは。

 

娘の就活で、私も現在の就活事情についてあれこれ知ることができました。

 

世間でよく言われている学歴フィルター、あれはもちろんあると思います。

昔と違って今はあらゆる会社にエントリーできますから、人気の会社には膨大な数のエントリーシートが届くことになり、すべてにしっかりと目を通すのはなかなか難しいでしょう。会社側がとりあえずこの辺で、という感じで切るのも仕方がないのかなと思います。

 

娘は最初の頃のインターン申し込みは何社も落とされましたが、やがて慣れてきて書き方のコツを掴んで以降はエントリーシートで落とされることはなくなりました。

一応国立大なので、それなりのネームバリューがあったのだと、娘自身も思っていたようです。

 

ただ、偏差値的にフィルターに引っ掛かってしまうレベルの大学でも、芸術系の大学は当てはまらないようです。

芸術系の大学に進学する人は、何もないところからアイデアを生み出すことに秀でていると思われているのかもしれないです。

まあ、芸術系の大学に入るのは、予備校に行くなりしてかなり準備をしなければいけないので、そんなに簡単なことではないですよね。お金もかかります。

 

先にも書きましたが、娘は最初、インターンに落ちまくりました。

まだ就活が何か、本人もよく理解していなかった頃で、申し込みの書き方もかなりいい加減だったのだと思います。

そんな風だといくら「良い大学」の学生でも落とされるということで、エントリーシートは非常に大事なのだと思いました。

 

娘も、本格的な面接になると、エントリーシートに書いたことについてかなり深く突っ込まれるので、適当なことを書いてしまうと後で困ったことになると言ってました。

何社も受けて、エントリーシートも何枚も書くというのは本当に骨の折れる作業ですが、そこで手を抜かないのが肝要なのだそうです。

 

何社も受けていると、どうしても途中で落とされてしまうこともあります。娘もショックを受けていましたし、もちろん親もがっかりしてしまいます。特に、続けざまにお祈りメールが来るとやはりめげますね。

どうして落とされたのかわからないということもあると思います。それはひとえに会社との相性が悪かったのだと思います。

 

娘がOB訪問をして、とてもフレンドリーに対応してもらった会社があり、本人もここに入りたいと思っていたのですが、三次面接であっさり落とされてしまいました。

面接では特にまずい返答をした覚えもなく、何がいけなかったのかわからなくてとても落ち込んでいました。

 

一応、そのOBさんに、四次の選考に進めなかった旨のメールをしたら、とても心のこもったお返事が来たそうです。

そのOBさんも、同じ業界の他社はすべて落ちてそこだけ受かったそうで、希望を捨てずに前進してほしいと励まされたそうです。

良い先輩だなあと私もそのメールに感動しました。

娘もすぐに立ち直り、再び戦いに挑んでいった次第です。

 

でも、就活って一度扉が閉められてしまうともう二度とその扉を叩くこともできないということで、なかなか残酷な世界だと改めて思い知りました。

 

面接での受け答えは、あらゆる質問を想定して答えを準備するに尽きるようです。

少しでも言いよどんだり考え込んだりすれば、頭の回転が遅いと判断されて落とされることになるからです。

あとは熱意とバイタリティー、体力ですね。

 

なんて、偉そうに書いていますがすべて娘の受け売りです(笑)

 

読んでいただいてありがとうございました。