今日も一人でお昼ごはん

コミュ障・人見知りで友達のいないぼっちおばさん専業主婦のひとりごとです。

甲子園

こんにちは。

私が通っていた高校は、県立でしたが野球が強くて、甲子園にも時々出場していました。最近は私立にはとてもかなわなくてほぼ出ていません。

私は吹奏楽部だったので、夏の大会では応援に駆り出されていました。
予選の第一試合からです。
吹奏楽の応援は試合に花を添えるということで、好意的に見られることが多く、私も青春の思い出として刻まれています。

ですが、最近になってなんか変だなと思い始めています。
野球の応援には行きましたが、他のスポーツの応援には一度も行きませんでした。サッカー部もソフトボール部もテニス部もありましたが、応援に呼ばれたことはないです。
野球部だけなんですね。

そう考えると野球部の特別扱いがなかなかすごいものだなと気付きました。

年に2回も全国大会があります。そのうち1回は選抜とかいうわけのわからないやり方で選ばれた学校の大会です。
甲子園に出場となると、どの生徒の家庭にも寄付のお願いが回ってきます。
吹奏楽部や応援部を始めとする大応援団はバスをチャーターしてはるばる兵庫県までやってきて、宿に泊まるのです。

なにより変なのが、全国大会ならいざ知らず、県大会の第一試合から応援に行くのが当たり前だったことです。
楽器は繊細ですから、本来は炎天下で直射日光に曝すなんてもってのほかなのですが、誰も文句は言いませんでした。野球部の方が優先でしたから。
唯一、吹奏楽部の顧問の先生だけは、あまり良い顔はしてなかったですね。

他の部の人たちは疑問に思わなかったのかな。野球部はそういうものだという認識で、何とも思ってなかったのかもしれません。

それ以外にも高校野球の全国大会にはおかしな点がいくつもあります。
お金にものを言わせることができる私立の強豪校と一般の公立校が一緒くたにされていること。
試合会場がいつも甲子園であること。
これでは地の利のある近畿勢が常に有利になります。
持ち回りにすればいいのにと思います。
甲子園の弊害は、屋根がないので天気に左右されてしまうこと、炎天下で試合をせねばならないこと、その間阪神タイガースはホームで試合ができないことなどいろいろあります。

もうそろそろ考え直してもよい時期になっているのでは?と思いました。

それと、金属バット。ホームランがよく出るからとかいう理由なのでしょうが、今時の高校生(特に私立の)の体つき、プロ野球選手と見間違えるほど立派です。金属バットにする必要あるのかな。
世界的に見ても金属バットなんか使ってるの日本の高校生だけじゃないですか?

などと思い付くままに書いてみましたが、おそらくこのまま変わらないのだと思います。
たぶん、野球界を牛耳っているのは昭和のおじいさん連中だと思います。彼らは変化をとても嫌うので。

ただ、野球人口は年々減少しているようですし、少年野球チームなどでは昔ながらの怒ったり叱ったりどやしつけるという指導方法が、誉めて育てるという方法に変わりつつあるようなので、草の根の方から変化を促すようになればいいなと思っています。

読んでいただいてありがとうございました。