今日も一人でお昼ごはん

コミュ障・人見知りで友達のいないぼっちおばさん専業主婦のひとりごとです。

本についての雑記

こんにちは。

 

図書館通いが習慣になった私ですが、どの本を借りるかは、新聞の書評欄と図書館のホームページの「新しく入った本」で決めています。

実は「新しく入った本」で探すのがけっこう楽しい作業なのです。これはもちろんまだあまり手垢の付いていない美しい本(ほぼ新品)を読めるというメリットもありますが、それ以上に自分の勘を試すのが面白いのです。

 

図書館には毎日新しい本がどんどん届いていて、その増え方にはびっくりします。同時にまあよくこんなに毎日出版されるものだなと思います。

 

そのなかで気になるタイトル、ハッとするタイトルを見つけると、その本の詳細を読んで、自分の苦手な分野(SFやライトノベル、時代小説、ハウツー本など)でなく、これは面白そう、ちょっと読んでみたいと思ったらすぐ予約です。

ただ、予約数が百を越えるものは諦めます。人気作家さんだと予約数もものすごくて、逆に読まなくてもいいかとあまのじゃくな私は思ってしまうので。

 

ちょっとニタニタしてしまうのは、そうやって自分で選んだ本が読了後に新聞の書評欄に紹介されているのを見つけたときです。

我ながらなかなか鼻が利くなあと自画自賛(笑)

 

気になるのは人気作家さんとそうでない作家さんの差です。人気作家さんの小説が面白いのはその通りなのですが、それほど有名でない作家さんの作品でも素晴らしいものがあるにもかかわらず、有名な方に人気が集中してしまうこと。

もしかしたら好きな作家さんの作品しか読まない人が多いのかな。

それとも本が多すぎて見つけられないのかも。

 

それと、小説ばかりに人気が集中していてノンフィクションやルポルタージュは読む人が少ないこと。特に、海外のノンフィクションの翻訳物はたとえ書評欄で紹介されていても人気がありません。

ノンフィクションやルポルタージュは、小説と比べると読むのにエネルギーが要るからかもしれないですね。特に翻訳ものはページ数も300越えとか普通にありますし、その分厚さに圧倒されるかもしれないです。

でも今まで読んだ経験からすると、翻訳物の方が日本のものより読み応えがあります。翻訳されるということは、それだけ世界で高く評価された本だということですから。

 

同じ小説でも、中国や韓国の小説は借りる人が少なく、新刊本でもすぐに借りられます。

これも読み応えのある素晴らしい作品が多いのに、あまり読まれていないのは残念です。

海外の小説は、その舞台がどういう所なのか、地図でたしかめながら読みますが、実際の姿はわからないので、想像しながら読むのも楽しいものです。

 

あと、いわゆるタレント本は、たとえ好きなタレントさんが執筆した本でもあまり読み応えはないです。ぶっちゃけ時間潰し的な感じになってしまうのでちょっと読んでみたいと思っても止めています。

 

たまに、本の内容が思っていたのと違っていてガッカリ、ということもあります。そういう時はサーッと流し読みしてさっさと返します。

 

でも、想像以上に素晴らしい作品に出会うことの方が多いですね。

この本に出会えて良かったと、心から思うことも多いです。

 

図書館の本の予約状況を見ていると、本好きな人でも食わず嫌いが多いような印象です。もっと手当たり次第に読んでみてほしいと思っています。

 

まだまだこの世界は私の知らないことだらけなのだと自覚させられ、その分世界は広がります。

 

読んでいただいてありがとうございました。