仲間はずれ問題
こんにちは。
あるブログで、ママ友さんたちから仲間はずれにされたと嘆く記事を目にして、あ、そうだそうだ、私も幼稚園ママ時代に仲間はずれにされたことがあった!と突然思い出しました。
それ以外にもなんとなく外された?ような事もあります。
仲間はずれって、実にビミョーな問題で、いろんな状況があると思うのです。
最近の子どもたちのイジメでよくある集団のシカトなどは明らかに悪意のある仲間はずれですが、そうではなくて、たまたま、忘れられたりとか、親密度の度合いなんかで外されることもありますよね。外した方は、外したという意識もないくらいです。
私が幼稚園で経験したのは、まだ年少さんで入園して間もない頃で、あるお母さんがクラスのほとんどの子を家に招待したのにうちの子だけ呼ばれていないというものでした。
次の日登園したら、そのお母さん、なんだか必死に私に話しかけてくるのです。
どう解釈したらいいのか難しいところですが、まあ私を嫌っているわけでもないのかなあと流しておきました。いろいろ考えるのが苦手なので。
そのお母さんとは今でもたまにスーパーで会ったりしますが普通におしゃべりしています。
全く逆のこともありました。私が家に大勢の子どもたちを招待したのですが、うっかり忘れていた人がいて、そのお母さんに帰り道に「○○ママ、うちの子もお邪魔していい?」と言われて、あ、しまった忘れてた!と思い出し、その子も招待したのです。
このお母さんの、呼ばれなかったからとショックを受けることもなく、自分から素直に仲間に入れてと言ってきたところは見習うべきところだと思います。
要はそういうこともままある、ということで、あまり考え過ぎないのが良いかと。
息子を見ていると、男の子の世界には、「仲間はずれ」は存在しないというのがよくわかります。
「仲間はずれ」にされた方が、それを「仲間はずれ」とは認識しないのです。そういうことがあっても、ああそうかで終わりです。どうして俺は誘われなかったんだとか悶々と悩んだりしません。なので、またその友達らと楽しく連むことができるのです。
男の子っていいなあと思います。
私は今、2つのグループに属していますが、どちらも「全員に声をかける」のが(暗黙の?)原則になっています。
つまらないことで感情の軋轢を生まないようにするための大人のマナーです。
実はそのうちの1つのグループで、毎年食事会をやっているのですが、声をかけてもたまにしか出席しない人がいて、断り方も素っ気ないからもう誘うのはやめようかという意見が出ました。
私は別に声をかけるくらいはしてもいいのではと思っていたのですが、ある人が「でももしそれで彼女がどこかで自分が誘われなかったとわかったら、その後面倒なことになるかもしれない」と言い、ふむ、確かに彼女がいろいろ深読みする可能性はないとはいえない、と同感。結局例年通り声を掛けました。
(サバサバしているように見えても、やはり女性は男性のようにあっさりとした思考にはならない)
グループのまとめ役的な人が、この人のように思慮深ければよいのですが、20代30代くらいだとそこまで出来る人はなかなかいないかもしれません。
だからいろんな所でママ友問題が勃発しているのでしょうね。
私の仲間はずれ云々問題は、子どもが生まれてからかなあ。
学生時代はそういうことはほぼなかったような。。。記憶にありません。
集団イジメとかもなかったし、本当に平和でよかったと思います。ラインもなかったしなあ。
今は子どもたちもお母さんたちも大変だと思います。簡単に繋がれる分、簡単に外されるからです。
ライングループなんかに入ってしまうと24時間気が抜けないだろうし、私みたいな付き合い下手な人は早々に脱落決定です。
余談ですがママ友は一時的なものだと思っています。たまたま気の合う人がいたらそれはとても幸運なことです。
子どもは幼稚園や小学校では似たような出来でも、中学高校大学と、どんどん差が開いてきて、どんどん付き合い辛くなります。僻みや妬みが絡んでくるとお互いに付き合うのが面倒になり、疎遠になり。。。
私も会うたびにイヤミを言ってくるお母さんが二人ほどいました。別のお母さんには「近寄りがたい」と言われたこともあります。
はい、全部褒め言葉としていただいております(笑)
でもこの仲間外れが職場で起こると深刻ですよね。悪意のある仲間外れですから。
いい年をした大人が、どうしていつまでもそういう虐めを止められないのか、不思議です。心に余裕がないからでしょうか。
人を虐めてもいいことなんて何もないのに。
大人が虐めをやめないのだから、子どもの虐めもなくならないのじゃないかと思います。
読んでいただいてありがとうございました。