お札の肖像画は動物がいい
こんにちは。
新一万円札、渋沢栄一さんになるそうですね。
正直、どうなんでしょう。
知らない人も多いんじゃないかな。
日本史の、現代史には登場してるのでしょう。でも私は渋沢栄一さんを大人になるまで知りませんでした。関西では誰それ状態じゃないのかな。
子どもたちが小学校で習ってそれを聞いて初めて知った次第です。今住んでいるあたりは渋沢栄一さんの影響を大いに受けた所なので、小学校でもよく扱われるのでね。
私の個人的な思いですが、経済界で成功した方にお札の顔になってほしくないのです。
お金は汚いなどと青いことを言いたいのではありません。
お金に関すること、と言うか、お金そのものだからこそ、お金まみれな(失礼!)イメージの人を使って欲しくないのです。
私の希望は、「清貧」という言葉にふさわしい人です。そんな人いるのかと聞かれると、パッと思い浮かぶのは宮沢賢治くらいですが。
宮沢賢治が清貧かと言われると、結局最後まで有力者でお金持ちのお父さんの世話になっていて、正確には「清貧」ではないのかもしれません。
でも、彼が理想を実現しようとして努力したのは事実ですし、彼の残した童話や歌や詩に接すると、清々しい気持ちが心に沸き起こり、自分もこうありたい願わずにはいられない何かがあると思います。
でなければ、いっその事、動物でいいんじゃないでしょうか。
一万円札、五千円札、千円札、それぞれに猫バージョンと犬バージョンを作るのです。
一万円札はノルウェイジャンフォレストキャット、五千円札はスコティッシュフォールド、千円札は三毛猫という感じて種類を変えるのです。
猫より犬という人は、犬バージョンのお札を使えばいいのです。
お札を見るたびに心がなごんで、無駄遣い、衝動買いも防げるかもしれません。
どうでしょう、動物のお札。
渋沢栄一さんは、生々し過ぎる。
読んでいただいてありがとうございました。