今日も一人でお昼ごはん

コミュ障・人見知りで友達のいないぼっちおばさん専業主婦のひとりごとです。

罪と罰

 

こんにちは。

 

闇バイトという言葉が世間を賑わせていますね。

簡単に大金を稼げると、若い人がうっかり応募して抜けられなくなり挙げ句の果てに強盗までしてしまう。

恐ろしい世の中になったと思います。若い人が真面目に働いてもろくに稼げなくなったのも理由の一つだと思います。

 

それとは別に、「罪の重さ」を学ぶ機会が日本にはほとんどないのも気になります。

死刑が言い渡される事件というと、一度に多くの人を殺めてしまう通り魔や保険金目当ての殺人などが思い浮かびます。マスコミも大々的に報道するので目立ちます。

ただの殺人事件だと被害者が一人だとめったに死刑にはなりません。なので日本の裁判所は犯罪者に甘いとか言われることもあるようです。

 

でも、強盗致死や強盗殺人は、死刑か無期懲役しかありません。

どんな事情があろうとも、有期刑にはならないのです。

無期懲役でも仮釈放という制度があって、死ぬまで刑務所にいなくてもよい場合もあるでしょう。

でも仮釈放の時期はどんどん遅くなっており、だいたい45年くらいになっています。

25歳で無期懲役になったとして45年後に仮釈放された時には70歳の老人です。

日本は加害者の家族への社会的制裁がキツい国なので、家族がいたとしても自殺に追い込まれている可能性が高く、出所しても迎えてくれる人なんていないでしょう。

高齢になっていきなり世間に放り出されても生きて行くのは困難を極めることはたやすく想像できます。

 

「強盗殺人をしてしまうと死刑か無期懲役」という事実を子どもの頃から教えていれば少しは抑止力となって馬鹿な真似をしなくて済んだかもしれません。

ちょっと人を殴って金を奪って、死んじゃったけど殺すつもりはなかったから、刑務所に入いったとしても何年かしたら出所できるだろう、なんて甘いことを考えて犯罪に手を染める若者が減ればそれに越したことはないと思います。

 

私は法学部卒なので一応そういう知識はありますが、一般的には刑罰について学ぶ機会はほとんどないのではと思います。

せいぜい裁判制度や法律の種類くらいでしょうか。

それと、加害者の家族や親族の人生が一瞬で暗転し、孫の代までもその苦難が続くということも知っていなければならないことだと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。