今日も一人でお昼ごはん

コミュ障・人見知りで友達のいないぼっちおばさん専業主婦のひとりごとです。

今どきの結婚式

 こんにちは。

 

先日、親戚の女の子の結婚式と披露宴に行ってきました。

 

披露宴なんてほんとうに久しぶりだったのですが、その変わり様には驚きました。

なんとなくイメージはしていましたが、それを超える感じでしたね。

 

結婚式は、一応チャペルのような所で、でも人前式だったので神父も牧師もなしです。

結婚式って、私の頃は、ひたすら様式に従って滞りなく済ませる感じでしたが、今はもっと自由なんですね。

司会者がいて、花嫁の父母への気持ちをざっくりと紹介する場面や、新婦の父から新郎へと花嫁をバトンタッチするときには男同士で握手をしたりして、大げさな演出はなかったですが、心がこもっていて感動的なお式でした。

めったに泣かない娘が感激してぽろぽろ泣いていましたから(笑)

 

その後の写真撮影は、もちろん親族のみのきちんとしたのも撮りましたが、参加者全員が上から撮ってもらうというのもあって、とても和やかでした。

 

披露宴では新郎新婦の入り口での出迎えはなく、ゲストはさっさと自分の席についきます。

仲人はなし、来賓の挨拶は一人だけ、乾杯を済ませると、会場の窓が開いてオープンキッチンがどーんと登場します。

 

新郎新婦は正面の一段高いテーブルにかしこまって座るのではなく、テーブルなしのソファに腰掛けます。草花のアーチで飾られていますが堅苦しい雰囲気はなく、写真を撮りたい人は自由にそのソファの所へ行って写真撮影できるのです。

 

余興も、新郎側から一組、新婦側から一組だけで、何度も打ち合わせをしたであろう感じのよく出来た余興でした。

 

ブーケトスの代わりにブーケくじ?みたいなの。ブーケに紐をつけて、独身女子が1本ずつそれを持ち、一人がブーケを引き当てます。

ブーケを引き当てたのが新婦の妹(お花屋さんに勤めていてそのブーケを作った本人)で、お姉さんからブーケを受け取って感激して思わず泣いてしまうという場面もありました。

 

新婦のお色直しは1回だけで、ドレスを着替えただけでした。

うちの娘は新婦がお色直しで退場するときの付き添いを仰せつかって、とても嬉しそうに新婦をエスコートしておりました。

遠路遥々娘の振袖一式を持って行った甲斐があったというものです(笑)

 

最後は新郎新婦の親への花束贈呈でしたが、新婦は父と母それぞれに手紙を書いてそれを読み上げていました。花束ではなく、本当になにかプレゼントをあげていました。

ここはもう演出なしで十分感動的でした。

 

新郎新婦が退場した後、皆さまモニターをご覧ください、ということで、会場の前後のモニターに、結婚式から披露宴まで、ついさっきの所までを編集したビデオが流れて、この演出はその作業の手早さにびっくりしましたね。

今はどこでもこういうこととをしてるのかな。

 

結婚式披露宴とも、無駄がなく、余計な演出もなく、スッキリとしていて、それでいて新郎新婦のゲストへのおもてなしの心が伝わって来て、温かく、感動的な、本当に素敵な時間でした。

 

私が何十年も前に何回か出席した披露宴は、来賓の挨拶が延々と続き、乾杯の音頭もなかなか終わらずグラスを持ったまま立ち尽くし、花嫁さんはお色直しでほとんど席におらず、余興もダラダラと続くようなものが多くて、なんだかなあってのが多かったです。

 

今の結婚式や披露宴は、誰が決めたのか分からないそれまでの形式にはこだわらず、本当に大切な所をしっかり押さえた、望ましい形になっているように感じました。

 

結婚に興味ないと言っていた娘が、結婚っていいかも…と言い始めたのが一番の収穫です(^^)

本当に呼んでもらって良かったと思っています。素敵な思い出ができました。

読んでいただいてありがとうございました。

 

 


にほんブログ村